KIDS ART WORKSHOP

CREW

KIDS ART WORKSHOP CREW

学生チームが企画・運営し、デザイナーと子どもたちがアートをつくります。保育所・まち・企業のみなさんと一緒に、大手町川端緑道を子どもたちのアートでつないでいきます。

KIDS ART WORKSHOP CREW のキャラクター(鉛筆と筆を持つ子どもたち)

企画・運営

KIDS ART WORKSHOP を企画し、当日の運営まで担う学生チームです。

堀 秀宇

堀 秀宇

作品企画・エンジニア

東京大学大学院 修士2年

コメント

共働きが当たり前になりつつある昨今の社会で、東京の中心でも子育てとキャリアの両立ができる事を示す事ができればいいなと思い企画しました。この様な取り組みを大手町だけでなく日本全国に普及し、子育てと両立できる働き方の一助になればと思います。

松島 凜

松島 凜

学生チーム窓口・対外調整

横浜市立大学 学士4年

コメント

この企画を通して、大手町が「ビジネスの街」であるだけでなく、日本の未来のために働く大人の姿を日常的に見ながら子どもたちが育つ街であり、小さな命を育む温かい環境が整った街であることを知っていただけたら嬉しいです。当日、川端緑道で皆さまとお会いできますことを、楽しみにしております!

髙橋 実夢

髙橋 実夢

企画運営・財務

慶應義塾大学 学士4年

コメント

本企画を通じて、大丸有エリアに散らばっているまだ知られていなかった新たな「わくわく」や「きらきら」を皆さん自身に発見していただけたらとっても嬉しいです!また訪れたくなるようなきっかけ作りができますように!皆さんにお会いできることを楽しみにしています!

藤原 拓翔

藤原 拓翔

企画運営・現場調整

青山学院大学 学士3年

コメント

私はこれまで国内外のさまざまな街を訪れ、その土地ならではの風景や人々の暮らしに魅力を感じてきました。今回の企画では、普段何気なく通り過ぎる場所の新たな魅力や可能性を伝えたいと考えています。実現にあたっては、さまざまな関係者の皆さまにご協力いただき、学生のアイデアを街で形にすることができました。子どもたちの感性とデザイナーの方々の創造力が重なった作品が、人々の足を止め、会話や笑顔を生み、いつもの大手町を少し違った視点で楽しむきっかけになれば嬉しいです!

サポート学生

ワークショップ当日の運営補助と、子どもたちの制作サポートを担当します。

ARTIST

親水キャンバスは、下絵を描くデザイナーと、そこに色をのせる子どもたちの共同作品です。

デザイナー

子どもたちがコラージュや手形で色をのせるキャンバスの下絵を、2人のデザイナーが4枚ずつ描きました。

五十嵐 詩帆

五十嵐 詩帆

作品「水の循環」

親水空間である川端緑道にちなんだ、「水」がテーマの4作品です。

託児所の子供達を象徴するアヒルが四季折々の大手町、日本橋や東京駅を舞台に「水の流れ」に乗り、少しずつ自分の世界を広げながら成長していく様子を描いています。今年生まれた自身の甥っ子をはじめ、明るい未来を持つ子供達をイメージして作りました。

途絶えることのない水の循環を表すように、各作品は次の作品に繋がっているので、4枚合わせてお楽しみください。

春の下絵。大小の手に支えられたジョウロの中をアヒルと日本橋川の生き物が泳ぎ、桜や緑道の花が咲く絵

1. 春 〜水の誕生〜

「舞台は大『手』町。大きな手、小さな手に支えられて送り出されながら、アヒルは日本橋川の小さな生き物たちとともに旅に出ます。(さて、ホースのお水はどこから流れてきたのでしょうか?)」

日本的な紋様や川端緑道のタイルの市松模様を取り入れながら春を表現し、カラフルな色で多様性や新しい始まりのワクワク感を描いています。お花は緑道の花壇のペンタスやマリーゴールドなどです。

梅雨の下絵。長靴の足元の水たまりで、アヒルがエビや魚、カエルたちと出会う絵

2. 梅雨 〜水のおさんぽ〜

「ジョウロから注がれる春の小雨とともに、アヒルは川端緑道にできた水たまりに降り立ちます。水たまりの小さな世界の中で、日本橋川に住むスジエビやカワグチツボ、アベハゼなどの生き物をはじめ、たくさんの新しいお友達に出会います。」

春の作品の「手」に変わって、「足」に焦点を当てています。長靴は川端緑道のウォーカブルなまちづくりや、歩き始めた子供、親子の散歩の様子を描いています。

夏の下絵。水の中に沈んだ東京の街で、日本橋をお神輿と生き物たちが渡る絵

3. 夏 〜水の運動会〜

「小さな水たまりはやがて大きな川となり、水の中の世界を作ります。自分の世界を広げ、お友達とすっかり仲良くなったアヒルは、仲間と一つになって東京の大都会に大きな夏祭りの華を咲かせます。」

遊び心で「もし東京が水の中にあったら?」を想像してみました。子供達が協働を覚え、チームで何かを成し遂げる様子と掛け合わせています。例年夏に催される山王祭のお神輿が日本橋を通る場面を描いており、背景のビルは日本を代表するTOKYO TORCHやミッドタウン八重洲などです。手前のベンチやアート・お花は川端緑道のもので、ミツバチは緑道で行われている養蜂活動を表しています。

秋冬の下絵。大地の下の地下鉄やさつまいもの横を、水とアヒルが春のジョウロへ戻っていく絵

4. 秋冬 〜水の帰り道〜

「日が暮れて、お祭りを終えた水は大地に染み込み植物や根っこに栄養をあたえます。みんなそれぞれのお家に帰って休む時間です。一休みしたらアヒルも水と一緒に春のジョウロへと戻り、次の物語を始めるのです。」

最後の絵ではアヒルの旅がここで終わらず、季節や水と一緒に循環していく様子を描いています。「青」を連想しやすい水ですが、あえて暖色を使い、普段想像しづらい水の形や役割を表現しました。千代田線や東西線、地下化が予定されている首都高は東京・大手町の広大な地下空間を表しています。さつまいもは川端緑道で育てているものです。

井本 辰太朗

井本 辰太朗

コメント

今回、大丸有エリアの過去・現在・未来をテーマに、歴史を巡ることが出来るような作品を制作しました。「この街は昔、どんな姿だったんだろう」「これから、どんな街になっていくんだろう」。作品をきっかけに、子どもたちにも大人の方にも、そんな想像を楽しんでいただけたら嬉しいです!見慣れた景色の中に新しい発見が生まれ、この街を歩くのが少し楽しみになるような作品になればと思っています!

作品「歴史をめぐる」

大手町・丸の内・有楽町からなる「大丸有エリア」に積み重なってきた歴史をモチーフにした4作品です。

江戸、近代、現代、そしてまだ見ぬ未来まで、異なる時代の風景を一つの作品群の中で交差させました。

今、私たちが目にしている街並みの下には、かつて別の景色があり、今ある建物もいつか歴史の一部になっていきます。そんな「同じ場所にいくつもの時間が重なっている感覚」を表現しています。

4作品には共通して赤・青・黄を中心とした幾何学的なモチーフを取り入れ、時代や建築様式の異なる風景を一つにつなげました。

4枚を一つの時間旅行としてお楽しみください。

赤・青・黄の色面で描いた江戸城の天守と石橋、水面の下絵

1. 江戸城 〜大手町、そのはじまり〜

「高層ビルが立ち並ぶ現在の大手町。その風景を時間の奥へたどると、江戸城を中心としたまちへとつながります。」

大手町は、江戸城の大手門前に位置していたことに由来する地名です。この作品では、水面や石垣、日本的な建築をモチーフに、大丸有エリアの歴史の出発点となる江戸の風景を描きました。過去をそのまま再現するのではなく、幾何学模様を重ねることで、現在から江戸の記憶を振り返るような表現にしています。

赤・青・黄の色面で描いた帝国劇場の円形の建物と周りのビル、橋の下絵

2. 帝国劇場 〜有楽町に花開く文化〜

「街が発展すると、働く場所だけでなく、人々が集まり、楽しみ、文化を生み出す場所が生まれていきます。」

有楽町を象徴する帝国劇場をモチーフに、近代東京に文化や娯楽が花開いていく様子を描きました。劇場の華やかさと現代の街並みを重ねることで、時代が変わっても人が集まり、新しい文化が生まれ続ける有楽町の姿を表現しています。

赤・青・黄の色面で描いた東京駅丸の内駅舎と、ビッグ・ベンや赤い2階建てバスの下絵

3. 東京駅 〜丸の内、一丁倫敦の記憶〜

「東京駅の前に広がる丸の内。その街並みには、日本が世界へ目を向けながら近代都市をつくっていった時代の記憶が残っています。」

明治時代、丸の内には赤煉瓦造りの西洋風建築が並び、その景観から馬場先通り周辺は「一丁倫敦」と呼ばれました。この作品では東京駅とともに、ロンドンを思わせる時計塔や二階建てバスなどを描いています。実際の風景を再現するのではなく、「一丁倫敦」と呼ばれた丸の内の記憶と現在の東京駅を、時間を越えて一つの画面の中で交差させました。

赤・青・黄の色面で描いた大手町ゲートビルと街路樹の並ぶ通り、行き交う人や車の下絵

4. 大手町ゲートビル 〜まだ見ぬ街へ〜

「江戸から近代、そして現在へ。最後の作品では時間をさらに先へ進め、大手町の未来を想像しました。」

大手町ゲートビルを中心に、実際の街並みと、これから生まれるかもしれない建物や都市の姿を重ねています。1枚目では大手町の「過去」を描きましたが、最後の作品では同じ大手町から「未来」を眺めています。今の街も、いつか誰かが振り返る歴史になります。大丸有エリアに積み重なってきた過去と、私たちが生きる現在、そしてこれから生まれる未来。そのすべてが一つの街の中でつながっていることを、4作品を通して表現しました。

子どもたち

大手町・丸の内の保育所に通う子どもたちが、丸シールや彩色シール、手形でキャンバスに色をのせていきます。